2007年08月05日

「@神楽坂」ネット講座!〜宮澤やすみさんによる「知ればたのしい 小唄入門 第1回」〜

今日は「@神楽坂ネット講座」と題し、
神楽坂在住のコラムニスト、「宮澤やすみ」さんに「知ればたのしい 小唄入門 第1回」を書いて頂きました!

今日はその栄えある連載第1回目です!
では、皆様、どうぞご覧下さい↓↓↓


以下の写真、文章は宮澤やすみさんから「@神楽坂」のためにご執筆頂きました。
※下記の写真、文章の無断転載を固く禁じます。
※著作権は宮澤やすみ氏に帰属します。
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「@神楽坂」ネット講座!

「知ればたのしい 小唄入門」 
文・宮澤やすみ


第一回・小唄ってなあに?


こんにちは、宮澤やすみです。

kouta1.jpg神楽坂に住み、この町で小唄を稽古しています。
小唄は気軽にたのしめる粋な邦楽。
でも「そもそも小唄って何?」という人がほとんどですよね。
そんな、なんにも知らない方こそ読んで欲しい、小唄のお話です。

このページを開いたのも何かのご縁。
この機会に小唄のことを知ってくださいね。

※わたしは家元とかそういうエライ人ではありません。
ロックやジャズを楽しんできた素人の目線で書かせてもらいます。
既に詳しい先生方は予めご容赦ください。


そもそも小唄って?

小唄は文字通り「小さな唄」です。
言い換えれば「ちょっとした唄」とか「短い唄」という感じ。
ほんの2〜3分で終わる短い邦楽です。
さきほど自分で計ったら40秒くらいのもありました。

「シングル盤対応の三分邦楽」とおっしゃる方もいます。
シングル盤というのも懐かしい響きですけど(笑)。

伴奏は三味線だけ。
一本が基本で、多くても二本。
バチは使わず人差し指で静かにつまびくのが特徴。

つまり、下記の写真のように2〜3人編成で三味線がバチなしだったら、小唄だと思って間違いないでしょう。

kouta3.jpg

そして、男女の色恋とか、お酒飲ませろとか、
歌舞伎は楽しいねとか、
そういったものすごく身近なネタを唄います。
それだけのこと。

唄うテーマによって、ものすごくセクシーだったり、
ゆったり和んだり、ドラマティックな展開など、
さまざまなスタイルの小唄が現在演奏されています。

ひと口にこれと言えない小唄ですが、
すべてに共通するキーワードは
「粋である」ということだと思います。
いちど実際に聴いてみればわかりますよきっと。


お座敷で楽しんで

小唄はお座敷で聴くのが一番!
歌舞伎座で観るようなかしこまったのとはちがい、
小唄は飲み会などでちょっと演ってぱっと飲もう、
というのがもともとの趣旨だから、気軽なんですね。

小唄は江戸末期に生まれて明治大正期に発展した
新しい邦楽なんです。
一番流行ったのは戦後のことだそう。

だから、歌詞にもこんなのがあります。


 ♪今の両国は鉄の橋 

  にごった浮世の黒い水

  お江戸懐かしいと思いませんか

      ……「涼み舟」より

江戸だ伝統だというけれど、
けっこう昭和の臭いがするんですね。
ほかにもいろいろありますがまた次回以降で。

戦後からつい最近まで、接待とか
道楽の代表アイテムとして
「ゴルフ、碁、小唄」があげられたそうです。
だから世の中の社長さんはこぞって小唄を習いました。

宴会のお座敷で演ったんでしょうね。

今ではそういう旦那衆の世界は減りましたが、
若い人が三味線や邦楽に興味を示し、稽古しています。
わたしもその一人。


kouta2.jpg舞台上で小唄を演る機会も増えましたが、やはりお座敷で間近に聴いてもらうのがオススメ。
小唄の三味線は静かです。
バチでベンベンやらず、指先(爪の横っちょ)でそっとかすかな音をつむぎ出す。
超絶技巧も涼しい顔して演る。
そのへんが「粋」に通じるんですね。
大人の愉しみですね。



目の前で


「チン」


と三味線が鳴れば、誰でも日本人のDNAがぴーんと反応しますよ。

わたしの印象ですが、三味線の音は脳が活性化する気がします
(測定したわけじゃないけどね)。

ぜひ一度、聴いてみてください。


【お知らせ】

宮澤やすみの小唄ライブ

「小唄 in 神楽坂」(2007年まちとびフェスタ参加企画)

2007年10月27日(土)午後3時から 
神楽坂毘沙門天にて

くわしくはこちらのWebサイトをどうぞ↓↓↓
★小唄 in 神楽坂
http://yasumimiyazawa.hp.infoseek.co.jp/kouta.html


今回はほんのイントロでした。
次回は、「小唄」と「長唄」のちがいについて。
これでアナタも邦楽通?

以上
連載は全3回。
(第2回は9月上旬、第3回は10月上旬を予定)

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宮澤やすみ先生、どうもありがとうございました!
とってもわかりやすいコラムでしたね。
「小唄」の世界が身近に感じられてきました。
「小唄 in 神楽坂」でぜひぜひ生の小唄を拝見したいです!

やすみさんは「仏像」「和菓子」「お寺」の本を
出されていますが
どれもとっても読みやすく、、ときにはクスっと思わず笑っちゃうんです!!
「わかりやすくて読んでいて楽しい文章」、って意外と難かしいものなんですよね。尊敬!

宮澤やすみさんにご興味を持たれた方はこちらもどうぞ〜↓↓↓

★宮澤やすみの若ダンナ、お遊びがすぎますぞ!(Blog)
http://yasumi.seesaa.net/

★宮澤やすみ公式サイト
http://yasumimiyazawa.hp.infoseek.co.jp/


次回も楽しみですね〜〜〜!!
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ちなみに今日の「ネット講座」は
下記の記事↓↓↓でご案内させて頂いた、
「@神楽坂」のために宮澤やすみさんが初心者向けに小唄のことをわかりやすく説明したコラムを書いて下さる、というものが実現したものなんです!やすみさん、ありがとうございました!!!

★神楽坂在住のコラムニスト宮澤やすみさん@神楽坂
http://atkagurazaka.seesaa.net/article/33390513.html
posted by 春菊 at 05:20| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 「@神楽坂」ネット講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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