2007年09月08日

「@神楽坂」ネット講座!〜宮澤やすみさんによる「知ればたのしい 小唄入門 第2回」〜

今日は「@神楽坂ネット講座」の第2回目!
神楽坂在住のコラムニスト、「宮澤やすみ」さんに「知ればたのしい 小唄入門 第2回」を書いて頂きました!

第1回目の記事をお読みになっていない方はこちらからどうぞ!↓
★「@神楽坂」ネット講座!
〜宮澤やすみさんによる「知ればたのしい 小唄入門 第1回」〜
http://atkagurazaka.seesaa.net/article/50312867.html

では、皆様、早速ご覧下さい↓↓↓


以下の写真、文章は宮澤やすみさんから「@神楽坂」のためにご執筆頂きました。
※下記の写真、文章の無断転載を固く禁じます。
※著作権は宮澤やすみ氏に帰属します。
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「@神楽坂」ネット講座!

「知ればたのしい 小唄入門」 
文・宮澤やすみ


第二回・小唄と長唄どうちがう?



小唄はジャズ?

こんにちは、宮澤やすみです。

今回のテーマは深すぎます。
どの資料を読んでも小難しい。

そういっても始まらないので、

思いっっっきりかいつまんで申し上げます。

(すでに詳しい先生方は怒らないでね)

この難しいテーマを、あえて一言でまとめると・・・


 長唄はクラシック

 小唄はポピュラーミュージック


ハイ、今日はこれだけ覚えて帰って!(笑)

「小唄はジャズ」と言ってもいいです。

着飾って大きな劇場で楽しむのがクラシック(=長唄)だとすると、
バーやライブハウスで酒を飲みながら楽しむのがジャズ(=小唄)というわけ。

演奏する立場で言うから話が難しくなる。
観客の立場から考えると簡単でしょ。

これだけじゃ満足できない人のために、

もう少し詳しく言うと下記の通りです
(質問あればコメント欄に書き込みどうぞ。分かる範囲でお答えします)






長唄ストーリー語りにも、舞踊の伴奏にもなる。三味線邦楽のフルオーケストラ。
清元、
常磐津
もともと語り物だけど音楽的要素が強い。今は舞踊の伴奏がメイン。
義太夫語り物。語り手と太棹三味線でベンベンやる人の二人編成。主に文楽で使用。
新内語り物。しんなりと小粋に物語を語る。三味線1〜2本でチロリンとやる。



「語り物」とは「浄瑠璃」とも言い、
メロディつけて物語を語る邦楽のこと。
言葉でいくら説明するより、実際聴いたほうが早いです。
今すぐ歌舞伎座か国立劇場へGO!

で、小唄はどうなのか。

kouta4.jpg

小唄は、これら伝統邦楽の「いいとこどり」。

「清元っぽい小唄」とか、「長唄風の小唄」とかがある。

私の師匠も稽古中に、
「ここから新内っぽく弾いて」「ここは清元の部分」なんておっしゃいます。

たとえば、

 ベートーベンのメロディを用いたジャズ

とか、あるでしょ?

そんな感じです(どんな感じやねん)。

伝統音楽のおいしいところを、かいつまんでアレンジ。
唄もコロコロと節回しをつけたり、歌舞伎っぽいセリフが入ったり。

ステレオの無い時代、手みじかに良い音楽を楽しんだんでしょう。


三味線を聴こう

小唄は「唄」と書きますが実際は三味線主体の音楽です。
三味線6割、唄4割なんて言い方がされます。

小唄のよくあるパターンは、
短い前弾き(イントロ)から唄が入り、
唄い終わると三味線の後弾き(ソロパート。”送り”とも言う)が
続く。で、そのままスッと終わっちゃう。

だから、初めて聴いたお客さんは、
一曲終わると「えっ今ので終わり?」
「演奏止めちゃったの?」という感じでキョトンとしてる(笑)。


西洋音楽に慣れた耳だと、
終わり方があっけないのでとまどうのかも。
エンディングで♪ジャカジャ〜ン!ってやりませんから。
小唄では。

kouta3.jpg

三人編成の小唄では、唄と三味線の本手(ほんで)、
替手(かえで)という分担になります。

本手はメインパート、替手はセカンドパートという意味です。

替手は本手のメロディを縫うように
テクニカルなフレーズをキメていきます。
たった一本三味線が増えただけで、じつに広がりのある
サウンドになって華やかです。

以前、小唄の舞台を観ていたら、
唄が終わって三味線の後弾きが始まったところで、
幕が降りちゃったことがありました。
その時の糸方さん(三味線弾く人)のくやしそうな顔・・・(^_^;)。

みなさんも聴く時は、ぜひ三味線の演奏に耳を傾けてくださいね。

【お知らせ】

宮澤やすみの小唄ライブ

「小唄 in 神楽坂」(2007年まちとびフェスタ参加企画)

2007年10月27日(土)午後3時から 
神楽坂毘沙門天にて

前売りチケット出ました!

くわしくはこちらのWebサイトをどうぞ↓↓↓
★小唄 in 神楽坂
http://yasumimiyazawa.hp.infoseek.co.jp/kouta.html



次回は、「小唄」の歌詞の話。
どんなこと唄ってるんでしょうね?
以上
連載は全3回。
(第3回は10月上旬を予定)

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宮澤やすみ先生、どうもありがとうございました!
う〜ん今日も宮澤先生のおもしろわかりやすい(笑)文章のおかげですんなりと邦楽の世界を学べました〜!!
清元、常磐津、新内、義太夫、言葉は聞いたことはあっても
内容はチンプンカンプンでした。
長唄と小唄をクラシックとポピュラーミュージックに例えられて
おりましたが、
そういった素人にもわかりやすい視点を教えて頂けると「なるほど、なるほど」とますます興味が湧いてきます!

秋はこの講義を復習して「小唄」を聴きに行きたいです!!
できれば着物を着て☆☆☆
次回はいよいよ最終回!
講義が待ち遠しいなぁ〜!!

勝手に受講者ナンバー0000001、春菊より!


宮澤さんに興味を持たれた方はこちらへ↓
★宮澤やすみの若ダンナ、お遊びがすぎますぞ!(Blog)
http://yasumi.seesaa.net/
★宮澤やすみ公式サイト
http://yasumimiyazawa.hp.infoseek.co.jp/
posted by 春菊 at 00:00| 東京 ??| 「@神楽坂」ネット講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする