神楽坂在住のコラムニスト、「宮澤やすみ」さんに「知ればたのしい 小唄入門 第2回」を書いて頂きました!
第1回目の記事をお読みになっていない方はこちらからどうぞ!↓
★「@神楽坂」ネット講座!
〜宮澤やすみさんによる「知ればたのしい 小唄入門 第1回」〜
http://atkagurazaka.seesaa.net/article/50312867.html
では、皆様、早速ご覧下さい↓↓↓
以下の写真、文章は宮澤やすみさんから「@神楽坂」のためにご執筆頂きました。
※下記の写真、文章の無断転載を固く禁じます。
※著作権は宮澤やすみ氏に帰属します。
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「@神楽坂」ネット講座!
「知ればたのしい 小唄入門」
文・宮澤やすみ
文・宮澤やすみ
第二回・小唄と長唄どうちがう?
小唄はジャズ?
こんにちは、宮澤やすみです。
今回のテーマは深すぎます。
どの資料を読んでも小難しい。
そういっても始まらないので、
思いっっっきりかいつまんで申し上げます。
(すでに詳しい先生方は怒らないでね)
この難しいテーマを、あえて一言でまとめると・・・
長唄はクラシック
小唄はポピュラーミュージック
ハイ、今日はこれだけ覚えて帰って!(笑)
「小唄はジャズ」と言ってもいいです。
着飾って大きな劇場で楽しむのがクラシック(=長唄)だとすると、
バーやライブハウスで酒を飲みながら楽しむのがジャズ(=小唄)というわけ。
演奏する立場で言うから話が難しくなる。
観客の立場から考えると簡単でしょ。
これだけじゃ満足できない人のために、
もう少し詳しく言うと下記の通りです
(質問あればコメント欄に書き込みどうぞ。分かる範囲でお答えします)
| 長唄 | ストーリー語りにも、舞踊の伴奏にもなる。三味線邦楽のフルオーケストラ。 |
| 清元、 常磐津 | もともと語り物だけど音楽的要素が強い。今は舞踊の伴奏がメイン。 |
| 義太夫 | 語り物。語り手と太棹三味線でベンベンやる人の二人編成。主に文楽で使用。 |
| 新内 | 語り物。しんなりと小粋に物語を語る。三味線1〜2本でチロリンとやる。 |
「語り物」とは「浄瑠璃」とも言い、
メロディつけて物語を語る邦楽のこと。
言葉でいくら説明するより、実際聴いたほうが早いです。
今すぐ歌舞伎座か国立劇場へGO!
で、小唄はどうなのか。

小唄は、これら伝統邦楽の「いいとこどり」。
「清元っぽい小唄」とか、「長唄風の小唄」とかがある。
私の師匠も稽古中に、
「ここから新内っぽく弾いて」「ここは清元の部分」なんておっしゃいます。
たとえば、
ベートーベンのメロディを用いたジャズ
とか、あるでしょ?
そんな感じです(どんな感じやねん)。
伝統音楽のおいしいところを、かいつまんでアレンジ。
唄もコロコロと節回しをつけたり、歌舞伎っぽいセリフが入ったり。
ステレオの無い時代、手みじかに良い音楽を楽しんだんでしょう。
三味線を聴こう
小唄は「唄」と書きますが実際は三味線主体の音楽です。
三味線6割、唄4割なんて言い方がされます。
小唄のよくあるパターンは、
短い前弾き(イントロ)から唄が入り、
唄い終わると三味線の後弾き(ソロパート。”送り”とも言う)が
続く。で、そのままスッと終わっちゃう。
だから、初めて聴いたお客さんは、
一曲終わると「えっ今ので終わり?」
「演奏止めちゃったの?」という感じでキョトンとしてる(笑)。
西洋音楽に慣れた耳だと、
終わり方があっけないのでとまどうのかも。
エンディングで♪ジャカジャ〜ン!ってやりませんから。
小唄では。

三人編成の小唄では、唄と三味線の本手(ほんで)、
替手(かえで)という分担になります。
本手はメインパート、替手はセカンドパートという意味です。
替手は本手のメロディを縫うように
テクニカルなフレーズをキメていきます。
たった一本三味線が増えただけで、じつに広がりのある
サウンドになって華やかです。
以前、小唄の舞台を観ていたら、
唄が終わって三味線の後弾きが始まったところで、
幕が降りちゃったことがありました。
その時の糸方さん(三味線弾く人)のくやしそうな顔・・・(^_^;)。
みなさんも聴く時は、ぜひ三味線の演奏に耳を傾けてくださいね。
【お知らせ】
宮澤やすみの小唄ライブ
「小唄 in 神楽坂」(2007年まちとびフェスタ参加企画)
2007年10月27日(土)午後3時から
神楽坂毘沙門天にて
前売りチケット出ました!
くわしくはこちらのWebサイトをどうぞ↓↓↓
★小唄 in 神楽坂
http://yasumimiyazawa.hp.infoseek.co.jp/kouta.html
次回は、「小唄」の歌詞の話。
どんなこと唄ってるんでしょうね?
以上
連載は全3回。
(第3回は10月上旬を予定)
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宮澤やすみ先生、どうもありがとうございました!
う〜ん今日も宮澤先生のおもしろわかりやすい(笑)文章のおかげですんなりと邦楽の世界を学べました〜!!
清元、常磐津、新内、義太夫、言葉は聞いたことはあっても
内容はチンプンカンプンでした。
長唄と小唄をクラシックとポピュラーミュージックに例えられて
おりましたが、
そういった素人にもわかりやすい視点を教えて頂けると「なるほど、なるほど」とますます興味が湧いてきます!
秋はこの講義を復習して「小唄」を聴きに行きたいです!!
できれば着物を着て☆☆☆
次回はいよいよ最終回!
講義が待ち遠しいなぁ〜!!
勝手に受講者ナンバー0000001、春菊より!
宮澤さんに興味を持たれた方はこちらへ↓
★宮澤やすみの若ダンナ、お遊びがすぎますぞ!(Blog)
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★宮澤やすみ公式サイト
http://yasumimiyazawa.hp.infoseek.co.jp/



